管理職として着任するときの挨拶では、これまでの仕事をすぐに評価するより、最初に何を確認し、どう話を聞くかを伝えます。まだ決まっていない改革を宣言せず、実行できる最初の一歩を言葉にしましょう。
名前・役割・最初にすることの順に話す
最初に氏名と着任日、担当する役割を伝えます。経歴は部署の仕事に関係する経験を一つ挙げる程度にすると、自己紹介が長くなりません。次に、担当業務や進行中の案件を確認したいこと、相談を受ける方法を示します。面談を予定しているなら、日時の決め方まで案内できます。
「前の部署ではこうしていた」と話す場合は、その方法をそのまま導入する意味にしないようにします。現在の仕事の事情を知らない段階で「非効率をなくします」と宣言すると、これまでの働き方を否定されたと受け止められることもあります。

場面に応じた着任挨拶3文例
01|朝礼で短く挨拶する
本日から[部署]の[役職]を担当する[氏名]です。まずは皆さんが担当されている業務と、現在の課題を伺いたいと思っています。[面談等の進め方]は改めてご案内します。どうぞよろしくお願いいたします。
02|離れた拠点へメールで伝える
[着任日]より[担当範囲]を担当することになりました、[氏名]です。各拠点の業務状況を確認しながら進めてまいります。日常のご相談は[正式な窓口]へお願いいたします。急ぎの案件は、従来の[連絡手順]に沿ってお知らせください。
03|部署内から昇進して着任する
[日付]から[役職]を務めます。これまで一緒に仕事を進めてくださった皆さんに、改めて感謝します。担当が変わる業務については[案内方法]で共有します。役割は変わりますが、気になる点を話していただける関係を大切にしたいと思っています。

「何でも相談」を受けられる案内へ直す
「いつでも何でも相談してください」と伝えるなら、実際にどう連絡すればよいかを添えます。会議中が多いなら予定を取る窓口や共有できる時間帯を案内できます。私的な事情まで全員に話すよう求めず、仕事上の相談と必要な社内窓口を区別します。
挨拶の後は、話した予定を共有する
挨拶で面談を予告したなら、日程調整の案内を忘れずに送ります。業務上の変更が決まった場合は、挨拶の場で聞いた人だけが知る状態にせず、対象者に正式に共有します。前任者への敬意は保ちつつ、引き継ぎ上の疑問は社内で確認し、挨拶で批判を述べないようにしてください。

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着任の挨拶に品物を配る必要はありません
社内の着任挨拶は、自己紹介と業務の案内だけで行えます。別の機会に差し入れをする場合の参考として、分けやすい菓子や飲み物を挙げています。受取方針や人数を確認し、配布したかどうかで社員との距離に差をつけるような使い方は避けます。
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