紹介を通じて会ったあとは、時間をいただいた相手と、間を取り持ってくれた紹介者へ、それぞれのお礼を考えます。同じメールを二人へ転送するより、誰に何を伝えてよいかを整理すると、面談の内容を必要以上に広めずに済みます。
二人に同じ内容を送る必要はない
面談相手には、会ってもらったお礼と、その場で約束した次の行動を伝えます。紹介者には、面談できたことと、機会を設けてもらった感謝が中心です。商談の金額や相手の課題まで、紹介者が知ってよいとは限りません。
最初の紹介メールにCCで入っていた人を、以後のやり取りにも毎回残す必要があるかを確認します。具体的な商談へ移るときは、窓口同士で連絡する形に切り替えることもできます。紹介者を外すときに、冷たい印象を避けるためだけに機密の話を送り続けないようにします。

受け手を分けた3文例
01|面談相手へ
本日は[紹介者名]様のご紹介により、お話を伺う機会をいただきありがとうございました。[実際に伺った内容]について理解を深めることができました。お約束した[資料・連絡]は、[日付]までにお送りします。今後ともよろしくお願いいたします。
02|紹介者へ面談の報告をする
このたびは[面談相手名]様をご紹介くださり、ありがとうございました。[日付]にお目にかかり、お話を伺うことができました。ご縁をつないでいただき、心より感謝申し上げます。まずは面談のご報告とお礼を申し上げます。
03|今後は当事者間で連絡する
お取り次ぎいただき、誠にありがとうございました。今後の具体的なご相談は、[面談相手名]様と直接連絡を進めることになりました。貴重な機会をいただきましたことに、改めてお礼申し上げます。

成果は、決まった範囲で報告する
話が進みそうだと感じても、「おかげさまで契約できました」と先に報告しないようにします。まだ検討中なら、面談できたことへのお礼だけで十分です。成立後も、会社名や取引内容をどこまで共有してよいか確認してから伝えます。
紹介者に「相手はどう思っているでしょうか」と探りを入れたり、返事の催促を頼んだりすることは、今回のお礼とは別の依頼です。必要ならその可否を明確に相談します。紹介してもらったことを理由に、相手の判断を早めるよう働きかける文章にしないでください。
転送前に、本文と添付を分けて確認する
面談相手から届いた返信には、紹介者へ見せる予定のない情報が含まれることがあります。感謝を伝えたいだけなら、自分の言葉で面談できた事実を報告できます。メールの下部に残った過去のやり取りや、添付資料まで一緒に送らないよう注意してください。

Recommended Gifts
紹介のお礼の品は、役割と規定を確認
紹介に対する謝礼として品物が必要とは限りません。会社の方針と相手の受取意向を確認し、仕事を紹介してもらう条件として贈ることは避けます。贈答が認められる場合だけ、人数に合わせた茶菓などを検討してください。
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