高校を卒業して働き始める子には、卒業への祝福と、仕事を始める節目への気持ちを分けて伝えられます。大学進学との比較を入れず、本人が知らせてくれた予定に沿って書きましょう。

まず高校での日々に目を向ける

就職の話題だけになると、卒業そのもののお祝いが抜けることがあります。「高校卒業おめでとう」と始め、学校生活で見ていた姿や聞いていた話を一つ添えます。仕事の内容を詳しく知らなくても、会社名や職種を推測して書く必要はありません。

「進学できなかった分」「早く稼いで偉い」と進路を評価せず、「新しい生活を応援しています」と伝えられます。家族への仕送りや初任給での贈り物を、祝福の返礼として期待する言葉も加えないようにします。

手紙と記念品を用意した机

送り手に合わせた3文例

01|親から子へ

01MESSAGE
メッセージ 親から子へ

高校卒業おめでとう。[学校生活の思い出]のことを、うれしそうに話してくれた日を覚えています。これから生活の時間も変わると思うけれど、家ではいつものように過ごしてね。新しい一歩を応援しています。

勤務時間を知らないなら具体的な生活リズムを決め付けません。家で一緒に暮らす場合の表現です。

02|祖父母から孫へ

02MESSAGE
メッセージ 祖父母から孫へ

卒業おめでとう。お仕事が決まったと聞き、うれしく思っています。[共通の思い出]も懐かしく思い出しています。また会えるときを楽しみにしています。どうぞ体を大切に過ごしてください。

働くことへの期待を大きくしすぎず、これまでの関係を続ける形です。

03|短いカードで

03MESSAGE
メッセージ 短いカードで

高校卒業と、新しいお仕事のスタート、おめでとう。毎日の中に、少しずつ楽しみが見つかりますように。心ばかりのお祝いを送ります。

就職先が決まったと確認できる場合の例です。まだ就職活動中なら、卒業のみを祝う形へ替えます。

言葉を書き留める便箋と筆記具

仕事の心得を長く書き込まない

「社会は厳しい」「絶対に辞めるな」と始めると、お祝いより訓示になります。自分の経験を話したい場合も、相手から相談を受けた場面で必要な範囲を伝えられます。手紙では、初めから一人で何でもできることを求めず、「話したくなったら聞かせてね」と結べます。

仕事道具は、購入前に指定を確かめる

鞄や時計などは、職場の服装や持ち物の条件に合うかを確認します。内定祝いとしてすでに贈った品があるなら、卒業祝いで同じ物を重ねなくても構いません。勤務先の住所へ突然品物を送らず、本人が受け取れる方法を聞いて手配してください。

カードを添えた贈り物

Recommended Gifts

働く毎日に使える物を、本人と相談して

筆記具、時計、マグ、選べるギフトは、用途を確認してから候補にできます。特に名入れや職場用の物は、好みと使用条件を本人に聞いてから選びます。初任給でのお返しを前提にしない贈り方にしましょう。
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