喪中はがきを受け取ったとき、「返信をしたほうがよいのか」「お悔やみをどのように書けばよいのか」と迷うことがあります。
喪中はがきへの返信は必須ではありませんが、はがきで初めて訃報を知った場合や、相手を気遣う気持ちを伝えたい場合には、年内に喪中見舞いとして返信する方法があります。
大切なのは、決まり文句を長く並べることではありません。
喪中はがきをいただいたことへのお礼、お悔やみ、相手を気遣う言葉を、関係性に合わせて簡潔にまとめましょう。
喪中見舞いと寒中見舞いは送る時期で使い分ける
喪中はがきが届いた後、年内にお悔やみを伝えるのであれば、喪中見舞いとして送ることができます。
特に送付期間が厳密に決められているものではありませんが、喪中はがきを受け取ったら、あまり間を空けずに送るとよいでしょう。
喪中はがきで初めて訃報を知った場合
「お葉書をいただき、初めて○○様のご逝去を知りました」のように、訃報を今知ったことを率直に伝えて構いません。
葬儀へ参列できなかったことを必要以上に謝るより、遅ればせながらお悔やみを伝えることを中心にします。

喪中はがきで初めて訃報を知ったときの文例
喪中はがきによって初めて亡くなったことを知った場合は、驚きとお悔やみを簡潔に伝えます。
「知らなかったこと」そのものを長く謝るのではなく、故人を悼む気持ちと、ご遺族を気遣う言葉を中心にしましょう。
喪中お見舞い申し上げます。
ご丁寧なご挨拶状をいただき、ありがとうございました。
お葉書を拝見し、初めて○○様のご逝去を知りました。遅ればせながら、心よりお悔やみ申し上げます。
寒さ厳しき折、どうぞお身体を大切にお過ごしください。
喪中のお知らせを受け取りました。
お父様が亡くなられたことを初めて知り、とても驚いています。心よりお悔やみ申し上げます。
いろいろと大変な日々だったと思います。どうか無理をせず、身体を大切に過ごしてください。
喪中お見舞い申し上げます。
このたびは、ご丁寧なご挨拶状をお送りいただき、ありがとうございました。
○○様のご逝去を存じ上げず、お悔やみを申し上げることもできませんでしたこと、失礼いたしました。
謹んでお悔やみ申し上げますとともに、皆様が穏やかにお過ごしになれますよう心よりお祈り申し上げます。
すでに訃報を知っていた場合の返信文例
葬儀へ参列したり、以前にお悔やみを伝えたりしている場合は、改めて長い弔意を書く必要はありません。
喪中はがきをいただいたお礼と、その後の相手を気遣う気持ちを中心にします。
ご丁寧な喪中のご挨拶をいただき、ありがとうございました。
○○様がお亡くなりになってから、月日の過ぎる早さを感じております。
寒さも厳しくなってまいりましたので、どうぞご家族の皆様もお身体を大切にお過ごしください。
喪中のご挨拶状をいただき、ありがとうございました。
その後、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
何かとお忙しい日々が続いたことと存じます。どうぞお疲れが出ませんよう、ご自愛ください。

年賀状を投函した後に喪中はがきが届いた場合
年賀状をすでに投函してから喪中はがきが届いた場合は、知らずに送ってしまったことへのお詫びを添えます。
必要以上に自分の失敗を強調せず、事情を知らなかったことと、お悔やみの気持ちを簡潔に伝えましょう。
このたびは、喪中のご挨拶状をいただきありがとうございました。
事情を存じ上げないまま、年賀状をすでに投函してしまいましたこと、何卒ご容赦ください。
遅ればせながら、○○様のご逝去を悼み、心よりお悔やみ申し上げます。
寒さ厳しき折、どうぞご自愛のうえお過ごしください。
喪中のお知らせを受け取りました。
知らずに年賀状を出してしまって、本当にごめんなさい。
ご家族のご不幸を知り、心よりお悔やみ申し上げます。寒い日が続くので、どうか身体を大切に過ごしてください。
相手との関係に合わせた喪中見舞いの文例
喪中見舞いは、相手との関係によって言葉の距離感を調整できます。
故人と面識がある場合は思い出へ短く触れ、遠方の相手には直接伺えないことを添えると、より気持ちが伝わります。
喪中のご挨拶状をいただき、ありがとうございました。
○○様には以前お会いした際、温かく声をかけていただいたことを今でも覚えております。
改めてご逝去を悼み、心よりお悔やみ申し上げます。
ご家族の皆様も、どうぞお身体を大切にお過ごしください。
このたびは、喪中のご挨拶をいただきありがとうございました。
○○様のご逝去を知り、心よりお悔やみ申し上げます。
遠方のため直接お伺いすることができませんが、心ばかりのお悔やみを申し上げます。
どうぞ皆様、ご無理をなさらずお過ごしください。
喪中見舞いの品を添えるときの文例
喪中見舞いでは、手紙だけでなく、お線香やお茶、お菓子などを添えることもあります。
品物を贈る場合も、金額や品物を強調せず、「心ばかりの品」「ご霊前にお供えください」など簡潔に伝えます。
喪中お見舞い申し上げます。
ご挨拶状を拝見し、○○様のご逝去を知りました。遅ればせながら、謹んでお悔やみ申し上げます。
心ばかりではございますが、お線香をお送りいたしました。ご霊前にお供えいただければ幸いです。
どうぞ皆様、お身体を大切にお過ごしください。
このたびは、ご丁寧な喪中のご挨拶をいただきありがとうございました。
ご家族のご不幸を知り、心よりお悔やみ申し上げます。
ささやかではございますが、心ばかりの品をお送りいたします。皆様でお供えいただければ幸いです。
寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
喪中見舞いで避けたい言葉
喪中見舞いは、新年を祝う挨拶ではありません。
「あけましておめでとうございます」「賀正」「迎春」などのお祝いを表す言葉は使わないようにします。
「頑張って」「元気を出して」
相手を励ますつもりでも、悲しみの中にいる人には負担になることがあります。
「どうぞご無理をなさらず」「お身体を大切にお過ごしください」のように、相手の状態をそのまま受け止める言葉を選びます。
「早く忘れて」「いつまでも悲しまないで」
悲しみから立ち直る時期は、人によって異なります。
気持ちを切り替えるよう促す表現ではなく、相手を静かに気遣う言葉を添えましょう。
故人について詳しく尋ねる
喪中はがきだけでは、亡くなった経緯がわからないこともあります。
返信の中で死因や闘病について詳しく尋ねることは避け、相手が自分から話してくれる範囲を尊重します。
当サイトの文例では句読点を使用しています
弔事の改まった挨拶状では、慣習として句読点を用いない書き方もあります。
本記事では、メールやカードにも応用しやすく、文章を読みやすくするため、文例に「、」「。」を入れています。

喪中見舞いに添える贈り物
喪中見舞いの品物は、相手へ大きな負担をかけない3,000円〜5,000円程度をひとつの目安にすると選びやすくなります。
定番のお線香やろうそくのほか、お茶や日持ちのするお菓子なども候補になります。
お線香は、香りや煙の量にも配慮すると選びやすくなります。
食品を贈る場合は、ご家族の人数や好み、アレルギーなどがわかる範囲で確認し、常温保存しやすい品を選ぶと受け取る側の負担を抑えられます。
Recommended Gifts
喪中見舞いに添えたいギフト
喪中見舞いには、華美になりすぎず、ご遺族が無理なく受け取れる品を選びます。
お線香だけに限定せず、お茶や日持ちのするお菓子など、相手の家庭に合わせて選んでください。
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価格や在庫は変更される場合があります
よくある質問
喪中はがきには必ず返信しなければなりませんか
必ず返信しなければならないものではありません。
ただし、喪中はがきで初めて訃報を知った場合や、改めて相手を気遣いたい場合は、喪中見舞いとして返信できます。
喪中見舞いはいつまでに送ればよいですか
喪中見舞いに厳密な送付期間はありませんが、喪中はがきを受け取ったら早めに返信し、できるだけ年内に届けることを目安にします。
年が明けた場合は、松の内が明けてから立春までの寒中見舞いとして送る方法があります。
「あけましておめでとうございます」は書いてもよいですか
喪中の相手には、新年を祝う言葉は避けます。
「賀正」「迎春」などの賀詞も使わず、相手の身体や暮らしを気遣う言葉で結びましょう。
年賀状をすでに投函してしまった場合はどうすればよいですか
喪中であることを知らずに年賀状を投函したことへのお詫びと、お悔やみの気持ちを伝えます。
必要以上に言い訳をせず、簡潔にまとめるとよいでしょう。
喪中見舞いに品物を贈ってもよいですか
お線香やろうそく、お茶、お菓子などを贈る方法があります。
高額すぎる品は相手の負担になることがあるため、関係性に合った無理のない金額で選びましょう。



